【2024年】AWS学習におすすめの本 4選を目的別に徹底比較！

2024-02-10

当サイトでは一部リンクに広告が含まれています

クラウドコンピューティングの世界で欠かせないスキルとされている AWS（Amazon Web Services）は、初心者から上級者まで、学びやすい教材が豊富にあります。

しかし、適切な教材を選ばないと、学習の効率が落ちてしまうので、AWSの学び方については特に注意が必要です。

そこで今回は、AWS 学習に特におすすめの本を比較していきます。

この記事を読んでいただければ、あなたに最適な AWS の教材が見つかります！

今回は、以下のような経歴を持っている筆者がAWSのプロフェッショナル目線でおすすめの教材だけを厳選・比較しました！

現役のフルスタックWebエンジニア
プログラミングスクールが使用するWebインフラ (AWS含む) 教材の執筆経験アリ
AWS 認定の最上位資格「AWS認定ソリューションアーキテクト・プロフェッショナル」取得
同じく「AWS認定DevOpsエンジニア・プロフェッショナル」も取得

最適な教材を選んで AWS をしっかりと学び、クラウドの知識を深めましょう！

今回ご紹介する教材の比較基準

今回紹介する AWS 学習教材は、以下のようなポイントで厳選しました！

出版日が比較的新しく、現場でも使える最新の情報が含まれている
専門用語の解説が丁寧で初心者にも理解しやすい
図解やイラストが多く、直感的に理解できる
口コミ・評価が高く、読者からの信頼がある

特に重要視しているのは「口コミ・評価」の高さです。

AWS教材はさまざまなレベルの方が使いますので、これらのポイントは教材の質を知るために大事な点です。

AWS学習教材の選び方

初心者がAWSの学習教材を選ぶとき、どんなポイントで選ぶべきかを最初に知っておきましょう！

① 自分のレベルに合った教材を選ぶ

自分のレベルに合った教材を選ばないと、学習効率が悪くなります。

しかし、クラウドコンピューティング教材は特に「初心者向け」と「中級者向け」の区別があいまいであり、教材のレベルを判断するのは難しいですよね…。

そこで、今回の記事ではひとめで分かるよう、以下のように教材のレベルを分けてご紹介します！

入門
初級
中級
上級

② 新しい情報を含む教材を選ぶ

AWSは常に進化している技術のひとつです。
そのため、たとえば最後の発売や改訂から数年も経っている古い教材では、最新の情報や機能が含まれていない可能性があります。

AWS 最新のサービスやベストプラクティスを学ぶためにも、出版日が新しく、情報が最新の教材を選びましょう。

③ 口コミ・評価で選ぶ

口コミや評価は、教材の質を判断する上で非常に重要です。

特に初心者向けの教材は、わかりやすさが大事です。
そして利用者が多く、評価が高い教材は、多くの人にとって有用でわかりやすい内容であると言えます。

また、利用者が多いほど多くのフィードバックを受けるので、改訂のタイミングなどでより質が高い教材になっていきます。

④ やりたいことに合わせて選ぶ

AWSはデータベース管理から機械学習、Web開発まで、さまざまな用途で使われています。

AWS をよく使うキャリアは、たとえば以下のようなものがあります。

AWSエンジニア
システム管理者（保守・運用担当者）
バックエンドエンジニア
データサイエンティスト

それぞれのキャリアに合わせて学習教材を選ぶとより効率的に学習できますので、教材を選ぶ際には「やりたいこと」を意識してみてください。

AWS学習におすすめな教材の比較表

今回ご紹介するおすすめ教材は以下の4つです。

AWSの基本・仕組み・重要用語が全部わかる教科書 (見るだけ図解)
図解 Amazon Web Servicesの仕組みとサービスがたった1日でよくわかる
Amazon Web Services基礎からのネットワーク＆サーバー構築改訂４版
AWS運用入門　押さえておきたいAWSの基本と運用ノウハウ

それぞれの書籍は、AWSの学習において異なる視点やレベルに焦点を当てていますので、これから詳しく見ていく特徴ごとに、学習目的や現在の知識レベルに合った一冊を選ぶといいでしょう。

それぞれの書籍のレベル感と特徴は、以下の比較表を参考にしてみてください。

書籍名	Amazon 評価	対象レベル	出版時期
AWSの基本・仕組み・重要用語が全部わかる教科書 (見るだけ図解)	4.2	入門〜中級	2022/8
図解 Amazon Web Servicesの仕組みとサービスがたった1日でよくわかる	4.2	入門〜初級	2022/2
Amazon Web Services基礎からのネットワーク＆サーバー構築改訂４版	4.3	初級	2023/5
AWS運用入門　押さえておきたい AWSの基本と運用ノウハウ	4.6	初級〜中級	2023/3

では、それぞれの書籍の特徴を詳しく見ていきましょう！

AWS を学べるおすすめの本 4 選を徹底比較

それでは、AWSの学習において、特におすすめのものを比較していきましょう！

発売時期（情報の新しさ）、口コミ・評価の高さなどの基準をクリアしている本の中から、さらに目的や使用シーンに合わせておすすめの本を厳選しました。

AWSの基本・仕組み・重要用語が全部わかる教科書 (見るだけ図解)

この本は、AWS初心者から中級者に向けて、基礎からしっかりと学べる内容になっています。

Amazon で 4.2 の高評価を得ている本書は、AWS に関して網羅的に知識を習得することができるので、幅広く使えることから人気があります。

Amazonで詳細を見る

特徴 / 他教材との違い

本書の特徴は、AWSを基礎からわかりやすく学べる点にあります。
また、AWS Partner AmbassadorsやAPN AWS Top Engineersに選出された著者陣による、専門的な知識が豊富に盛り込まれています。

また、入門から中級レベルまで幅広い層に対応し、実務で役立つ知識も含まれています。

こんな方におすすめ！

AWSを始めたいが、どこから手をつけていいかわからない方
AWSの基本から実務レベルの知識を習得したい方
クラウドアーキテクトやシステム管理者としてスキルアップしたい方

Amazon の口コミ

初心者向けに出来ている本です。図が多く理解しやすいと思います。
今後、業務でどれくらいの使い勝手があるか未知数ですが、価格以上の一冊になると思います。
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R36FVJ9WIQIRNZ/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B0B81PZY8H

想像より幅広く、詳細に各サービスのことが記載されていた。
初めて扱うサービスの場合は、まず本書を読んで概要を掴んでから細かい仕様などの確認を行うと非常に効率的だと感じた。
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R2BZVK86NPVT4A/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B0B81PZY8H

また、ページ数が多いというデメリットはあるものの、辞書的に使えば問題ないという口コミもありました。

AWSの資格用に主要なサービスがまとまってる本を探していたので購入しました。
カラーの図が豊富で、イメージつかみやすいです。

結構ページ数が多いので、知りたいサービスのページだけ見る感じで、辞書的に使うのが良いのかなと思いました。
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R3NHYFKC0TI5UN/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B0B81PZY8H

広くAWSを学べる証拠でもあるため、AWSの基本から仕組みまで網羅的に学びたいという方には、この一冊で済むというメリットがありますね。

まとめ

この本は、AWSの基本から仕組み、重要用語までを包括的に学べる内容になっています。
また、初心者でも理解しやすく、挫折しにくいという点も大きなおすすめポイントです。

AWSをいまから学びたい方には特におすすめの一冊です！

＼ずっと使えるAWSスキルを1冊で身につけるなら／

Amazonで詳細を見る

Amazon Web Services基礎からのネットワーク＆サーバー構築改訂４版

この書籍は、AWSを使いながらネットワークとサーバー構築の基礎を学ぶことができるハンズオン形式の教材です。

インフラについても学べるため、AWSだけでなくシステム全体の理解を深めることが可能です。

Amazonで詳細を見る

特徴 / 他教材との違い

「Amazon Web Services基礎からのネットワーク＆サーバー構築改訂４版」は、クラウド時代のインフラ学習に最適な教材です。
物理的にサーバーを持っていなくても、AWSを使って実際に手を動かしながら学べるのが大きな特徴です。

改訂4版では、AWSマネジメントコンソールの最新操作画面や、Amazon Linux 2023への対応など、現代のクラウド環境に即した内容に更新されています。

こんな方におすすめ！

AWSの基礎を学びながらインフラの知識も身につけたい方
実際に手を動かしながら学びたい初学者や若手技術者
インフラを学び直したいアプリ開発者

Amazon の口コミ

シンプルに、良書だった。
インフラのことの全体感をなんとなく知りたい。サーバ、クライアント、もしくは非エンジニアの方におすすめの本です。

どの説明も簡潔でわかりやすく、かといって簡単なことをしてるわけではなく、ちゃんとAWS上でサーバを構築してWordPress、を動かすことができる。

先日までしがないモバイルアプリエンジニアの僕がスラスラとできたしまったのだからすごい。

また本の内容がちゃんと更新されているので、最新（2023/11/19）のAWSの設定と表示が異なる場所がなく、実際と違って困ることもなかった。…(略)
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R3HAYTV4YVQ9Q/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=4296202049

ただ単にawsが使えるようになるだけではなく、ネットワークやサーバーなどの根本的な仕組みを丁寧に解説してくれています。
手順も躓きやすい部分を必ず解説してくれていて、画面キャプチャも充実しており、本当に良い本だと思います。
今まで何冊かネットワークやインフラ関係の入門書を読みましたが、こんなに丁寧な本はありませんでした。
これからawsを初めて触る方には本当におすすめします。
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R12ZTVM2H23V7P/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=4296202049

AWS とは関係なく、ネットワーク・インフラ入門書の中でも丁寧な解説という評判です。

一方で、AWS だけを勉強したい方にはおすすめできないという声もありました。

内容の半分のAWSのWEB操作については、画像付きでわかり易く、操作イメージを得ることができ、AWS完全初心者については半分のページはオススメできる内容と思います。

もう半分は、ネットワークの基礎中の基礎（CIDRとかHTTPプロトコルとかの説明）の話にページを割いており、「ついでにネットワークの基礎を勉強をしたい」という方以外には無断すぎるページが多く、「AWSだけについて勉強したい」という方にはあまりオススメできる内容ではありません。
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R21IJZH4P12LGY/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=4296202049

「インフラはバッチリ理解している！」という方は、他の本を選んでおく方が無難でしょう。

まとめ

この書籍なら、AWSとインフラの基礎を実践的に学べるため、すぐに現場に入るという方でも安心ですね。
ハンズオン形式で、実際のサーバー構築プロセスを体験しながら理解を深めてみませんか？

＼AWSとインフラを同時に学んでスキルアップ！／

Amazonで詳細を見る

図解 Amazon Web Servicesの仕組みとサービスがたった1日でよくわかる

この本は、AWSの基本を短時間で理解したい初心者、特にITの勉強を始めたばかりの方に最適です。豊富な図解と実際の導入例が掲載されており、理解を助ける視覚的な説明が特徴です。AWSの幅広い知識を体系的に解説し、基本的なサービスの理解に役立ちます。

Amazonで詳細を見る

特徴 / 他教材との違い

本のタイトルの通り、図解を多用してAWSの仕組みをわかりやすく説明しています。
初心者がAWSを学び始める際の理解の助けとなるよう、視覚的な説明に重点を置いており、ITシステムに馴染みのない人でも安心です。

また、AWSの最新技術やトレンドにも触れており、現代のクラウド環境についての基本知識を網羅しています。

こんな方におすすめ！

AWSをこれから始める初心者
クラウド技術について基本から学びたい方
視覚的な学習が得意な方
実務でAWSを利用する予定のIT初心者

Amazon の口コミ

アプリ専門で基盤の知識がほぼない私でも、フルカラーの分かりやすい表現のおかげで、読み進めることができました。
他の図解入門書と比べても、この本の方が理解しやすく、購入して正解でした。
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R3D1UJLC72K5G7/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=4815612811

他と比べても理解しやすいというのは Good ですね！

他には、ポジティブな意見を含みつつも、1日で読み切るのは大変という口コミも見受けられました。

■良かった所
　・分かりやすい
　　イラストが豊富で分かりやかったです。
　　AWSって公式マニュアル読んでも難解なので図解はイメージがつきやすいです。
　
　・構成がいい
　　「コンピューティング」「ストレージ」「ネットワーク」「データベース」という構成になっており、
　　エンジニアと会話する上で押さえておきたいポイントが網羅されていました。

１日で読むのは大変ですが、全体像をつかむことができました。
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R14PZO1VRRFH56/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=4815612811

1日で読み切ろうとせず、数日〜1週間かけて読むぐらいの気持ちでいた方が安心かと思います。

まとめ

この書籍は、AWSの基本的な概念から実務での応用までを豊富な図解で理解しやすく説明しており、初心者がクラウド技術の基礎を学ぶのに最適な一冊です。

文字だけでなく図解による説明で、AWSの知識がスムーズに頭に入ってくるでしょう。

＼AWSの基本から学びたい方に最適な入門書！／

Amazonで詳細を見る

AWS運用入門　押さえておきたいAWSの基本と運用ノウハウ

この書籍は、AWSの基本から実践的な運用ノウハウまでを網羅した一冊です。

EC2、IAM、RDSなどの基本サービスから、バックアップやセキュリティ統制などの運用に関わるサービスまで、分かりやすく解説しています。
システム運用で「楽に効率的に」AWSを利用するための実践的な手法が満載なので、非常に実践的な内容です！

Amazonで詳細を見る

特徴 / 他教材との違い

「AWS運用入門」は、AWS運用の基本から応用までを体系的に解説する実践的なガイドブックです。
図解や画面キャプチャが豊富にあり、直感的に理解しやすいのが特長です。

また、日々の運用業務に役立つ実践的なコンテンツが充実しており、AWSを使ったシステム運用の効率化に直結する知識を得られます。

こんな方におすすめ！

AWSでのシステム運用を始める初学者や新米エンジニア
AWSを使い始めたけど管理に苦労している方
AWS運用の効率化を図りたい中級エンジニア

Amazon の口コミ

表や挿絵が豊富なため、学習しやすい。
SOA試験の補助教材として購入したつもりでしたが、AWS全体の知識やスキル向上に大いに役立ってくれて、定価3,300円が安すぎると思うくらいでした。
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R18DFWMFU4JXO7/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B0BXDGDPZ8

AWS専門用語の前にITで一般的に使われる用語の解説も含まれており、初めてAWSに関わる人が読みやすい本になっていると思います。
また、経験が少なく、イメージが湧きづらい所や例に関しては図解や画面キャプチャも説明に含めており、覚えやすい形になってます。
AWS初心者がいくつか参考書を買うとしたら、AWSの基礎、運用に関してはこの一冊が特におすすめだと思います。
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R2B71B69FOGVQ8/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B0BXDGDPZ8

クラウドコンピューティングといえば名前が上がるAWSについてわかりやすく解説されたおすすめの1冊です。
数多くの基本サービスの説明から運用についての解説がわかりやすく書いており、今年から新社会人になっていきなり担当することになった方へもおすすめできる1冊です。
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/RNN3YLP833ICW/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B0BXDGDPZ8