【チートシート付き・コピペOK】EmmetでHTML/CSSコーディング効率アップ!

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この記事は 2023年9月19日に最新化しました。

コーディングにおいて、効率性は非常に重要です。
時間を節約し、作業の効率を最大化することは、プロジェクトの成功に直結しますよね。

そこで登場するのが、Emmet です。

このパワフルなツールは、コーディングのスピードと正確性を向上させるために設計されました。
今回は、Emmet の使い方やチートシート

目次

Emmetとは?

Emmet は、HTMLとCSSの記述を迅速かつ簡単に行うためのツールです。
これは、コードの断片を入力するだけで、自動的にコードを生成してくれるスニペットエンジンです。
Emmet は、独自のシンタックスを使用しており、HTMLやCSSのプロパティを短縮形で記述することができます。

Emmet の利点

1. 高速なコーディング

Emmet は、コーディングのスピードを驚くほど向上させます。
短縮形のコマンドを使用することで、HTMLやCSSの記述を迅速かつ効率的に行うことができます。
例えば、ul>li*5と入力するだけで、5つのリストアイテムを含むHTMLの構造を作成することができます。
これにより、手作業でコードを入力する時間と労力を節約することができます。

2. 正確なコード生成

Emmet は、コードの生成において高い正確性を誇ります。
シンタックスエラーやタイポのリスクを最小限に抑え、正しいコードを自動的に生成することができます。
これにより、ブラウザでの表示に問題が生じる可能性を減らし、エラーの修正にかかる時間を大幅に短縮することができます。

3. カスタマイズ可能な拡張機能

Emmet は、さまざまなエディタやIDEと統合されており、カスタマイズ可能な拡張機能を提供しています。
自分の好みに合わせてショートカットキーを設定したり、新しいコマンドを追加したりすることができます。
これにより、より効率的なコーディング環境を構築することができます。

Emmet の使い方

Emmet を使うためには、まずエディタやIDE(VSCodeなど)にEmmetをインストールする必要があります。

外部サイトとはなりますが、以下のサイトが参考になります。

https://note.com/dotinstall/n/n697111416086

インストール完了したら、以下の手順に従ってEmmetを使ってみましょう。

まず、HTMLファイルを作成します。
その後、divと入力してみましょう。
その後、tabキーを押すと、<div></div>が自動的に生成されます。
これは、Emmet のショートカットキーです。
Emmet は、HTMLのタグを自動的に生成するためのショートカットキーを提供しています。
これにより、HTMLの記述を迅速かつ簡単に行うことができます。

<div></div>

次に、divの後に>を入力してみましょう。
その後、tabキーを押すと、<div></div>が自動的に生成されます。
これは、Emmet のショートカットキーです。
Emmet は、HTMLのタグを自動的に生成するためのショートカットキーを提供しています。
これにより、HTMLの記述を迅速かつ簡単に行うことができます。

<div>
  <div></div>
</div>

また、Emmet は ul や li などのタグを自動的に生成するためのショートカットキーを提供しています。
例えば、ul>li*5と入力すると、5つのリストアイテムを含むHTMLの構造が自動的に生成されます。

<ul>
  <li></li>
  <li></li>
  <li></li>
  <li></li>
  <li></li>
</ul>

Emmet は、CSSのプロパティを短縮形で記述することもできます。
例えば、bgcと入力すると、background-colorが自動的に生成されます。
これにより、CSSの記述を迅速かつ簡単に行うことができます。

background-color: ;

このように、Emmet は、HTMLやCSSの記述を迅速かつ簡単に行うことができます。
これにより、コーディングの効率性を向上させることができます。

よく使う Emmet チートシート

Emmetとは、ウェブサイトを作る際に使うHTMLやCSSのコードを、早くて簡単に書けるようにする道具です。
でも、Emmetを使うための特別なキーがたくさんあって、全部覚えるのは大変ですよね。

そんな方のために、Emmetでよく使うキーをまとめたチートシートを用意しました。

1. 子要素を作る: >

子要素を作りたいときは、>を使います。
例えば、div>pと書くと、divの中にpが入ります。

結果
div>p <div><p></p></div>
div>ul>li <div><ul><li></li></ul></div>
div>ul>li*3 <div><ul><li></li><li></li><li></li></ul></div>

2. 同じ階層の要素を作る: +

同じ階層に新しい要素を作りたいときは、+を使います。
例えば、div+pと書くと、divと同じ階層にpができます。

結果
div+p <div></div><p></p>
div+p+span <div></div><p></p><span></span>
div+p+span*2 <div></div><p></p><span></span><span></span>

3. 要素を複製する: *

要素を何個も作りたいときは、*を使います。
例えば、li*3と書くと、liが3個できます。

結果
ul>li*3 <ul><li></li><li></li><li></li></ul>

4. クラス名を追加する: .

要素にクラス名を付けたいときは、.を使います。
例えば、p.testと書くと、ptestというクラス名が付きます。

結果
p.test <p class="test"></p>
p.test1.test2 <p class="test1 test2"></p>
p.test*3 <p class="test"></p><p class="test"></p><p class="test"></p>

5. ID名を追加する: #

要素にID名を付けたいときは、#を使います。
例えば、p#testと書くと、ptestというID名が付きます。

結果
p#test <p id="test"></p>

6. 属性を追加する: []

要素に属性を付けたいときは、[]を使います。
例えば、a[href="http://google.com"]と書くと、ahref="http://google.com"という属性が付きます。

結果
a[href="http://google.com"] <a href="http://google.com"></a>
div[data-test="value"] <div data-test="value"></div>

7. グループ化する: ()

複数の要素を一つのグループとして扱いたいときは、()を使います。
例えば、(div+p)*3と書くと、divpの組み合わせが3回繰り返されます。

結果
(div+p)*3 <div></div><p></p><div></div><p></p><div></div><p></p>

8. テキストを追加する: {}

要素内にテキストを追加したいときは、{}を使います。
例えば、p{Hello, World!}と書くと、pの中にHello, World!というテキストが追加されます。

 

結果
p{Hello, World!} <p>Hello, World!</p>

9. 子要素の兄弟要素を作る: ^

子要素の兄弟要素を作るには、^を使います。
例えば、div>p^spanと書くと、divの中にpspanが作られます。

結果
div>p^span <div><p></p><span></span></div>

10. HTML5 ドキュメントを生成する: !

HTML5のドキュメントを素早く生成するには、!を使います。
例えば、!と打つだけで、HTML5のベース構造が作られます。

結果
! <!DOCTYPE html><html lang="en"><head><meta charset="UTF-8"><meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0"><title>Document</title></head><body></body></html>

11. 番号付きのクラス名やID名を追加する: $

連番を持つクラス名やID名を追加するには、$を使います。
例えば、.item$*3と書くと、.item1, .item2, .item3というクラス名がそれぞれの要素に付きます。

結果
.item$*3 <div class="item1"></div><div class="item2"></div><div class="item3"></div>
#item$*3 <div id="item1"></div><div id="item2"></div><div id="item3"></div>

12. 親子関係を飛ばす: ^^

親子関係を飛ばして要素を作成したい場合、^^を使います。
例えば、div>p>span^^bと書くと、b要素がdivの直下に作られます。

結果
div>p>span^^b <div><p><span></span><b></b></p></div>

13. ルートからの選択: @

Emmetの@記号を使うと、ルートからの選択が可能になります。
例えば、@f>divと書くと、最初の子要素としてdivが作られます。

結果
@f>div <div></div>

14. カスタム属性と値を追加する: _

Emmetでは_を使用して、カスタム属性と値を追加することができます。
例えば、a[_target]と書くと、a要素にカスタム属性_targetが追加されます。

結果
a[_target] <a _target></a>

15. インプリシットタグの生成: %

%記号を使用して、インプリシットタグを生成することができます。
例えば、ul>%liと書くと、ul要素の子としてliが生成されます。

結果
ul>%li <ul><li></li></ul>

これらのキーはEmmetでよく使う基本的なものです。
このチートシートを使って、Emmetの使い方を覚えてみてください。
そうすると、HTMLやCSSのコードを書くのがずっと楽になりますよ。

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