みなさんは、ラッコキーワードというキーワードツールをご存知でしょうか?
ラッコキーワードは、キーワードを入力すると、そのキーワードに関連するキーワードを自動で出してくれるツールです。
例えば、ラッコキーワードに「プログラミング 副業」と入力すると、以下のように関連するキーワードを出してくれます。
これだけでももちろん便利なのですが、ラッコキーワードには、有料版(エントリープラン以上)にしかない便利な機能があります。
- サジェストプラス
- 月間検索数取得
- 検索流入キーワード
- 他のキーワード/質問
- 広告非表示
※プラン・価格 – ラッコキーワードから引用
これらの機能は有料版(エントリープラン)にしかない機能ですが、果たしてこれらの機能は、有料版(エントリープラン)にする価値があるのでしょうか?
今回は実際にラッコキーワードの有料版(エントリープラン)を使ってみましたので、その使い勝手をレビューしていきたいと思います。
有料版(エントリープラン)で使える機能のレビュー
まずは、有料版(エントリープラン)で使える機能の紹介と、実際に使ってみてのレビューをご紹介します。
※使用者であることの証跡として、契約管理画面のスクリーンショットを貼っておきます。
「サジェストプラス」: さらなるキーワードを解き明かす
個人的にはこちら有料版(エントリープラン)の中で最も便利だと思っている機能です。
ラッコキーワードのサイトでは、サジェストプラスは以下のように説明されています。
サジェストプラスはサジェストキーワード取得機能の強化版です。
通常版との違い
- より多くのサジェストキーワードが取得できる
- 複数の検索エンジンのサジェストを並行して取得できる
- 月間検索数を画面上で取得できる(CPC($)、競合性含む)
- 検索結果キーワードの再調査メニューが豊富
また、別なページではこのように書かれています。
穴場キーワードの発見に最適です。通常のサジェスト機能より多くのキーワードを取得し、さらに複数検索エンジンからも取得します。
キーワード分類や深堀調査といった機能も充実です。
例えば、私のブログでターゲットとしているキーワードの一つである「プログラミング 副業」を入力すると、以下のように関連キーワードや月間検索数、競合数などを一目で確認することができます。
無料版のラッコキーワードでも、サジェストキーワードを取得することはできます。
しかし、サジェストプラスではより多くのサジェストキーワードを取得することが出来るだけでなく、そのまま月間検索数を取得することもできます。
そのため、提案されたキーワードの中から、より需要の高いキーワードをスムーズに見つけることができるのです。
キーワードリサーチは、ウェブサイトの成功において重要な要素です。しかし、競合サイトがどのキーワードを使っているか知るだけでは不十分です。その一歩先に進むためには「サジェストプラス」が便利です。
「他のキーワード/質問」:未開の領域を開拓する
「他のキーワード/質問」は以下のような機能です。
検索したユーザーが次に検索するであろうとGoogleが推測した情報を抽出します。
Google検索結果上に表示される「他のキーワード」や「他の人はこちらも検索」を再帰的に2層目まで取得します。
また過程で発見した「他の人はこちらも質問」(PAA)も抽出します。
一度見つけたキーワードに固執するのは得策ではありません。未開の領域を開拓するためには、他のキーワードや質問を探索する必要があります。新たなアイデアやトピックを見つけ、競合サイトとの差別化を図り、より多くの読者や顧客を引きつけることができます。
その上で、ラッコキーワードの「他のキーワード/質問」では、調べたキーワードについてユーザーが検索し直したキーワード、言うなれば「本当に知りたいこと」を抽出することができます。この情報を把握することで真のニーズを把握し、より多くの読者や顧客を引きつけることができるでしょう。
また、この機能で便利なのはユーザーが知りたがっていることをイメージしやすいということです。
例えば「プログラミング 副業」を入力すると、以下のようにキーワード以外に「実際にユーザーが知りたいこと(=質問)」を抽出することができます。
ここでは「プログラミング 副業 どのくらい稼げる?」という、ユーザーが実際に知りたいことを抽出することができています。このように、読者をより鮮明にイメージした上で記事を書くことができるのです。
「月間検索数取得」:競合サイトより一歩先へ
「月間検索数取得」は、ラッコキーワードのサイトでは以下のように説明されています。
Googleキーワードプランナーの「月間検索数 / CPC / 競合性」のリアルタイム情報を取得します。
データベース型のキーワードツールでありがちな推測データや古い過去データを流用したりせず、鮮度の高い最新のデータを取得しています。
競合サイトを分析することは、競争力を高めるために重要です。しかし、単にキーワードの使用頻度や競合のランキングを知るだけでは十分ではありません。さらに一歩進んで、キーワードの月間検索数を取得することで、競合サイトよりも優れた戦略を立てることができます。
現時点でのキーワードの人気度や需要を把握することで、トレンドを掴んだコンテンツを提供し、より多くの流入を獲得することができるでしょう。
もちろん、Googleキーワードプランナーを使えば、同じように月間検索数を取得することができます。しかし、Googleキーワードプランナーを用いてキーワードを選定するにはデータの取得や処理に時間がかかります。そのため、ラッコキーワードの「月間検索数取得」は、Googleキーワードプランナーよりも効率的にキーワードを選定することができできます。
「検索流入キーワード」:自分のサイトの使われ方を探る
「検索流入キーワード」は以下のような機能です。
競合サイトおよび自サイトのランクインキーワードを調査できます。
検索されたドメインにおけるGoogle検索で50位以内のキーワードを最大500件抽出します。
ウェブサイトの運営者として、自分のサイトがどのようなキーワードで検索されているのか知ることは重要です。この情報を把握することで、効果的なSEO戦略を立てることができます。特に、検索流入キーワードを把握することは、自分のサイトの使われ方を探るために役立ちます。それぞれのキーワードがどれだけの流入をもたらしているのかを把握し、需要の高いコンテンツを増やすことで、さらなる成功を収めることができるでしょう。
試しに、人気のプログラミングスクールの一つである DMM WEBCAMP のドメイン(web-camp.io)を入力してみましょう。
有料会員機能であるため、ここでは結果を掲載することは差し控えさせていただきますが、以下のように「月間検索数」や「推定流入数」など、様々な情報を取得することができます。
エントリープランの費用対効果:440円/月は高いのか安いのか?
今回紹介したのは一部の機能ですが、これらの機能を利用するには、有料プランのサブスクリプションに加入する必要があります。
2023年6月現在、ラッコキーワードの有料プランのうち一番安いプランである「エントリープラン」は月額440円(年契約)で利用することができます。
もちろん、無料プランでもキーワードの検索やサジェストプラスなどの機能を利用することができます。しかし、有料プランを使うことで、より効率的にキーワードを選定することができ、優良なコンテンツをスピーディに生み出すことができるため、ウェブサイトの成長には有料プランの利用が必須と言えるでしょう。
結論:ラッコキーワードの有料プランは購入する価値「アリ」
キーワードリサーチには多くの利点がありますが、効果的な結果を得るためにはツールやプランの選択が重要です。その中でも、ラッコキーワードの有料プランは購入する価値があります。
「どのようなコンテンツを作成すればよいかわからない」「競合サイトよりも優れた戦略を立てたい」という方は、ぜひラッコキーワードの有料プランを利用してみてください。
年契約で440円/月という費用対効果も考慮に入れると、ウェブサイトの成長と成功に向けた重要な投資と言えるでしょう。