AWS 資格はAWSの知識を体系的に習得でき、さらにWeb業界への就職・転職にも有利になるために非常に人気の資格ですよね。
しかし、AWSのサービスは数が多く、どこから勉強すればいいかも難しいですよね。
そこで本記事では以下2つについて、Udemyを利用した効果的な学習法を解説します!
- AWS Solution Architect – Associate (以下、AWS SAA)
- AWS Solution Architect – Professional (以下、AWS SAP)
筆者は Professional レベルの SAP を含め、Udemy講座により以下6つの資格を全て一発合格することができました!
- アソシエイトレベル (Associate)
- AWS Solution Architect – Associate (SAA)
- AWS Developer – Associate (DVA)
- AWS SysOps Administrator – Associate (SOA)
- プロフェッショナルレベル (Professional)
- AWS Solution Architect – Professional (SAP)
- AWS Certified DevOps Engineer – Professional (DOP)
- 専門知識 (Specialty)
- AWS Certified Security – Specialty (SCS)
複数の資格取得を通して見つけた最適な教材・学習方法を紹介しますので、AWSの資格取得を目指す方はぜひ参考にしてください。
※各講座の価格や受講者数は執筆時のものです。
AWS資格を取得した理由は?
正直、AWS資格を取得しなくてもAWSの仕事はできます。
しかしそれでも、以下のようなメリットがあるため、AWS資格を取得するのがおすすめです。
- 試験勉強を通してAWSの知識を習得できる
- 継続的な学習につなげられる
- 就職・転職に活かせる
ご存じの通り、AWSのサービスは膨大な数があります。
そのため、自分が興味のあるサービスだけを学習するとAWSの知識が偏ってしまい、全体像が見えなくなってしまいます。
そこでAWSの資格取得により知識を体系的に習得できるので、色んな分野で活躍できるようになります!
また、私個人でいえば転職活動を有利にする目的もありました。
実際、未経験からWebエンジニアへの転職時には
AWSプロフェッショナル資格を2つ取得していたことが評価されました。
このように、AWSの資格取得はWeb業界への就職・転職に役立ちます。
就職・転職を考えている方はぜひ取得を目指してみてください!
書籍ではなくUdemyを使って学習した理由 4選
AWS資格取得のための学習方法としては書籍を使った学習もあります。
その手軽さから、最初は書籍で学習を始める方も多いと思います。
しかし、私は以下のような理由からUdemyを使っての学習に切り替えました。
- 解説動画で学べるため理解しやすい
- 最新情報に合わせて更新される
- 本番で似た形式で出題される模擬試験が受けられる
- いつでもスマホ一つで学習できる
上記のようなメリットがあるため、個人的にはUdemyを使った学習がおすすめします。
では次に、実際に私が AWS SAA と SAP に一発合格するために使ってきた Udemy 講座をご紹介します!
【おすすめ講座1】AWS SAA 動画(47時間)講座+模擬試験(3回分)
AWS SAA の範囲は広く、まだAWSサービスの全貌を知らない段階で学習を始めると、どこから手を付けていいかわからなくなりますよね。
私は最初、とりあえずAWSアカウントを作ってサービスを触ってみたものの、どこから手を付けていいかわからず困ってしまいました…。
そこで、評判の良かったこちらの講座を受講しました。
>>> 【SAA-C03版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座
試験範囲をしっかりカバーできているため、AWS の基礎を理解しながら、合格に必要な知識を習得することができました。
本講座のおすすめポイント
この講座は47時間という充実した動画コンテンツと、さらに模擬試験3回分が含まれており、初心者でもAWS SAAの試験内容をしっかりと把握し、合格できる知識を習得できます。
また、この講座は 2,400円 と安価であり、一番最初の学習としてはお手頃価格になっています。
それでいて47時間もの動画コンテンツが含まれており、コスパが非常に高いです。
実際、受講生は11万人近くにもなり、Udemyの「ベストセラー」に選ばれるなど、高い評価を得ています。
こんな方におすすめ!
以上の特徴から、以下のような方には特におすすめです。
- AWS をまだあまり触ったことがない方
- あまりお金をかけずにAWS SAA に合格したい方
- 人気があり、評価が高い講座を受講したい方
こんな方にはおすすめできないかも…
先述の通り動画だけでも47時間と、値段の割にボリューミーです。
そのため、1〜2週間など短期間で合格を目指す方は抵抗感があるかもしれません。
しかし、Udemy では倍速再生が可能ですので、倍速で学習すれば効率良く学習を進めることができます。
学ぶ量が多い分、1日でも早く学習を始めることが合格への近道です。
受講者の口コミを紹介
それでは、受講生の口コミを見てみましょう。
講義の紹介文からは読み取れない情報もありますので、私はいつも参考にしています!
ここでは、あえてネガティブな内容も含んだ口コミも紹介しますね。
コンソールの全ての機能を網羅するような解説がなされるので、試験対策としては無駄があるが、実務上は有益。
引用:受講生の口コミ
かなり網羅的に解説されているため、試験だけが目的であれば冗長という口コミがありました。
しかし、この方も書いている通り実務ではあらゆる機能を使うため、実践的であると言えます。
別な口コミでは、本コースのみで合格できたという声があります。
AWSの実務経験無しで、このコースの受講のみでSAAに合格することができました。
ありがとうございました。本番の試験ではこのコースで出てこない知識も必要となるため、余裕で合格するためには別教材による学習が必要になるかもしれません。
引用:受講生の口コミ
ただし、余裕を持って合格するには別教材での学習をおすすめしていますね。
後述しますが、私も追加でUdemy 模擬試験を受けて一発合格しました!
その他、細かい話ではありますが誤字脱字があるという声もありました。
1点だけ気になったのは、誤字脱字が多いことです。
SAAの内容を最新に合わせて更新されているため大変だとは思いますが、体感では50箇所以上ありました。
学習に大きく響く誤字脱字ではないですが、違和感を覚えて集中力に若干の影響を与える為、可能であれば見直ししてほしいです。
引用:受講生の口コミ
理解に影響がある程ではなく、私はあまり気になりませんでしたが、一部の方は気になるのかもしれませんん。
まとめ
AWS SAA 合格を目指す方は、こちらの講座ですぐに学習をスタートしましょう!
お値段の割に学べる内容が多く、コスパ良く合格できます!
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【おすすめ講座2】AWS SAA 模擬試験コース (模試6回分)
先ほどご紹介した動画講座+模擬試験コースには模擬試験が3回分含まれています。
しかし、たくさん模擬試験を受けることで試験に慣れたかったので、私はさらに模擬試験のみのコースも受講しました。
そこで、先ほどの講座と同じ講師の模擬試験コースを受講しました。
>>> 【SAA-C03版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
本講座のおすすめポイント
こちらのコースは 2,400 円で模擬試験が6回分も受けることができ、しかも何度も受けられるので、試験に慣れることができます。
こちらも先ほどの講座と同じく、Udemyの「ベストセラー」に選ばれており、高い評価を得ています。
模擬試験をたくさん受けて試験に慣れたい方は、こちらのコースもあわせて受講してみてください。
知識を習得することも大事ですが、できるだけ多くの模擬試験を受けて試験に慣れることが合格への近道です!
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【おすすめ講座3】AWS SAP 動画(17時間)講座 ※演習問題付き
AWS SAP は AWS SAA よりもさらに広く、そして深い知識が必要となります。
そのため、いかに効率良く要点を学習するのかが合格への近道です。
そこで、私が受講して実際に一発合格につながったUdemy講座はこちらです。
>>> Ultimate AWS Certified Solutions Architect Professional 2023
こちらは17時間の動画コンテンツですが、AWS SAP の試験に役立つ知識をピンポイントで抑えられており、最短での合格につながります。
また、チャプターごとに演習問題も含まれており、理解度を確認しながら学習を進めることができます。
なお、世界でなんと14万人以上の受講者を誇るロングセラーであり、Udemyの「ベストセラー」に選ばれています。
これだけ多くの受講生に人気があるなら安心ですね。
ちなみに英語の講座なのですが、日本語での字幕にも対応しているため、英語が苦手な方でも安心して学習できます。
(実際、私はリスニングが苦手なので日本語字幕で学習しました)
講師の方は AWS SAP に関する講座を複数出しており、その中でもこちらの講座が一番評価が高いものです。
とにかく質の高い教材で学習したい方にはおすすめです。
なお、30日間の返金保証がついており、万が一合わない場合は返金してもらうこともできますので、気軽に受講してみてはいかがでしょうか。
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【おすすめ講座4】AWS SAP 模擬試験コース(模試4回分)
最後にご紹介するのは AWS SAP の模擬試験コースです。
先ほどご紹介した動画講座は演習問題が含まれていますが、模擬試験は含まれていません。
そのため、試験問題に慣れるためにも、こちらの模擬試験を受けておくのがおすすめです。
>>> AWS Certified Solutions Architect Professional Practice Exam
こちらの模擬試験は 3,600 円とお手頃価格でありながら、模擬試験が4回分(計300問)が受けられます。
他にも AWS SAP の模擬試験コースはありますが、こちらのコースは値段の割に問題数も多く、かつ評価も高いので特におすすめです。
なお、英語での試験問題ではありますが、ブラウザの機能で翻訳すれば問題なく学習できますので、ご安心ください。(おすすめは Chrome 拡張機能の Google翻訳かDeepL翻訳です)
できるだけ支出を抑えつつも、たくさんの問題を解いて試験に慣れたい方には特におすすめとなっています。
AWS SAP は受験費用が 3万円以上と高いので、できれば一発合格したいですよね…。
受験費用と比べれば模擬試験は安いものですので、安全ラインまで合格率を上げてから受験しませんか?
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最短でAWSソリューションアーキテクト – プロフェッショナル(SAP)に合格するための勉強法
紹介してきた4つの教材で順番に学習を進めることで、最短で AWS SAP に合格することができます。
ここでは、私が実際に合格するまでに行った勉強方法を紹介します。
1. まずは講座(座学)でAWSの知識を習得する
当然ながら、いきなり模擬試験を学習しても知識がないため、合格することはできません。
ある程度知っている分野であれば模擬試験を受けて弱点を洗い出すこともできますが、AWS 資格試験ではいかに知識を応用できるかが重要です。
数十時間の動画講座を受講するのは大変ですが、それでも座学をしっかりと学習することが合格への近道となります。
2. 模擬試験を受けて弱点分野を洗い出す
動画講座での学習が完了したら、まずは模擬試験を受けてみましょう。
模擬試験の中には、試験本番と同じ形式で出題されるものもありますので、試験に慣れることができます。
また、どのような分野が弱点なのかを洗い出すことができます。
例えば、以下のような弱点が見つかるかもしれません。
- EC2 のインスタンスタイプに関する知識の不足
- データベースの選択に関する知識の不足
- セキュリティ設定の方法に関する知識の不足
模擬試験は何度も受けることができますので、まずは早めに受けて弱点を洗い出しましょう。
3. 理解が浅い分野を復習する
模擬試験で浮き彫りになった弱点に対して、集中的に復習を行います。
ここまで紹介してきた講座では、分野(EC2やデータベースなど)ごとにチャプターが分かれており、復習しやすくなっています。
AWS 資格の合格ラインは 7〜8割と高く設定されており、全分野をバランスよく学習することが重要です。
4. 全模擬試験で90%以上の正解率を目指す
最終的には、模擬試験で高い正解率を目指しましょう。
私は模擬試験で90%以上の正解率を取れるようになってから本番試験を受けました。
合格ラインが 7〜8割であることに対して、90%以上の正解率を目指すのは厳しいと思う方もいるかもしれません。
しかし模擬試験は目にしたことがある問題であり難易度が下がるため、本番試験よりも正解率が高くなります。
そのため、模擬試験で90%以上の正解率を取れるようになってから本番試験を受けることで、合格への自信につながります。
よくある質問:AWS SAP は日本語と英語講座、どっちがおすすめ?
AWS SAP は日本語教材も一部ありますが、英語教材の方が圧倒的に多いです。
こうなると、以下のような疑問が浮かぶのではないでしょうか?
AWS ソリューションアーキテクト – プロフェッショナルは日本語と英語教材、どっちがおすすめ?
このような疑問にお答えします!
AWS SAP は英語教材での学習がおすすめ
AWS SAP でおすすめの Udemy 講座は英語教材ですので、今回ご紹介した講座も英語でした。
英語教材に不慣れな方は抵抗感があるかもしれませんが、それでも 英語教材での学習がおすすめ です。
AWS SAP の学習は英語教材がおすすめな理由
AWS SAP の試験は日本語で受けることができますが、どうしても日本語訳が不自然な場合があります。
しかも、AWS SAP の試験問題は AWS SAA と比べて長文であり、不自然な日本語訳を読みながら試験を受けるのはかなり大変です。
そのため、実際の試験では日本語の文章を読みつつ、英語(原文)と切り替えながら読み解く必要があります。
しかし、初見の専門用語を含んだ英文を読むのは難しいですよね…。
そこで、学習段階から英語教材(+日本語字幕・翻訳ソフト)で学習することで、英文で問題読解に慣れておくことが合格への近道です。
まとめ
AWSの資格取得は、Web業界への就職・転職にも有利になりますし、AWSの知識を体系的に習得できるため、ぜひ取得を目指してみてください。
また、Udemyを使った学習は、動画での解説があるため理解しやすく、最新情報に合わせて更新されるため、効率的に学習を進めることができます。
さらに、本番で似た形式で出題される模擬試験が受けられるため、試験に慣れることができます。
そして、いつでもスマホ一つで学習できるため、通勤時間や空いた時間を使って学習を進めることができるのも良いところです。
ぜひ、AWS資格の取得を目指している方はUdemyを使った学習を試してみてください!