Webエンジニアに向いている人・向いていない人の特徴【スクール講師が解説】

当サイトでは一部リンクに広告が含まれています

Webエンジニアは近年、IT・エンジニア業界で特に人気な職種の一つです。

年収が高く、リモートワークやフレックスなど自由な働き方をしやすく、目指している方も多いかと思います。

そんな中、以下のような疑問を抱いている方もいるのではないでしょうか?

よくある疑問
  • どういう人がWebエンジニアに向いていますか?
  • プログラミングの勉強がうまくいきません…私はWebエンジニアに向いていないのでしょうか?
  • Webエンジニアに向いているかどうか、どうやったらわかりますか?

プログラミングの勉強はとても難しく、自分がWebエンジニアに向いているかどうか不安になりますよね。

また、プログラミングの勉強をしておらず、これから目指そうとしている方もWebエンジニアとして適性があるのかどうか気になるかと思います。

・Webエンジニアに向いている人の特徴 6 選
・Webエンジニアに向いていない人の特徴 3 選
・これからWebエンジニアになりたい人へのアドバイス

この記事を読んでいただいた方は、自分がWebエンジニアに向いているのかが分かります!
また、仮に向いていなかったらどうすればいいかの解決策・アドバイスもお伝えします。

目次

Webエンジニアに向いている(適性がある)人の特徴6選

それでは、どんな人がWebエンジニアに向いているのか、以下の6つの特徴を紹介します。

  • 好きなことなら集中できる
  • 新しいものが好き
  • 自ら学べる向上心がある
  • 地道な作業が苦ではない
  • 素直に人の意見を聞ける
  • 試行錯誤できる

好きなことなら集中できる

どの仕事でもそうですが、集中力は特にWebエンジニアとして大事な素質の一つです。

プログラミングは極めて複雑な問題解決が求められる仕事です。
たとえば、コードのバグを修正するときや、新しい機能を実装するときなど、一つのタスクに長時間高い集中力を維持する必要があります。

私がプログラミングスクールの講師をしている経験からも言えることは、好きなことに対する集中力は、プログラミング学習の速度や、その後の実務での成果にも直結します。

このように、好きなことに対して集中力を持つという特質は、プログラミングにおいて非常に重要な要素であり、この仕事に適性があると言えるでしょう。

新しいものが好き

新しいものに興味を持ち、継続的に学習する能力は、テクノロジーが日々急速に進化するWebエンジニアリングの世界では不可欠です。
新しいプログラミング言語やフレームワークが登場した際、それをいち早くキャッチアップし、自分のプロジェクトや仕事に活かせるかどうかが、一流のエンジニアとその他を分ける重要な要素となります。

最近特に人気のフロントエンドフレームワークである React は 2014 年頃から人気が急上昇してきました。
人気が出始めたころは需要が高いのに人材供給不足であるため、このような早い段階で最新技術を扱えると、エンジニアとしての価値が高くなり年収が高くなる傾向にあります。

また、新しいものを追求する姿勢はフリーランスや副業での活躍を目指している人にとっては、さらに重要です。
フリーランスや副業では、常に新しい技術やサービスをキャッチアップし、それを自分のプロジェクトや仕事に活かすことが求められます。
そのため、新しいものに対する好奇心と学習意欲がないと、このような環境で生き残ることは難しいでしょう。

Webエンジニアとして生き残り、成功を収めるためには、新しいものに対する好奇心と学習意欲が欠かせないことがお分かりいただけたかと思います。

自ら学べる向上心がある

プログラミングの世界は技術の進歩が凄まじく、数年前まで人気だった技術が衰退していくこともあります。
そのため、自ら新しい技術や分野を学べるかどうかは、Webエンジニアとして重要な資質の一つです。

例えば、ひと昔前まで多様な分野で人気だった Java というプログラミング言語があります。
もちろん現在でも使われてはいるのですが、各分野に特化したプログラミング言語・技術の登場により、近年では下降傾向にあります。

このようにプログラミングの世界では、一度学んだことを一生使えるというわけではありません。
そのため、向上心を持って学ぼうとする姿勢がある人はWebエンジニアとして向いているのです。

例えばどういったスキルがWebエンジニアに必要なのかは、以下の記事で詳しく解説しています!

地道な作業が苦ではない

コーディングには緻密な計算や繰り返しのテストなど、細かくて時間がかかる作業が多いです。

一方で、地道な作業を続けられるエンジニアは高品質なコードを書くことができ、非常に重宝される傾向にあります。

私自身、現役のWebエンジニアとして働いていますが、新機能の開発をガンガン行うこともあれば、地道なテストやデバッグをすることもあります。
また、プログラミングスクールでの教育経験からも、地道な学習やデバッグ(エラーの修正)に取り組める受講生は、スキルの向上が早く、より多くの成果を上げていました。

そのため、地道な作業が苦ではない方は、Webエンジニアに向いていると言えるでしょう。

逆に、Webエンジニアのこういった面がきついと感じる方もいるかもしれませんね。
そういったマイナス面が気になる方は、以下の記事もぜひご覧になってみてください。

素直に人の意見を聞ける

プログラミングでは、特にチームでの開発が一般的ですから、コミュニケーションは不可欠です。
その際、他人の意見を素直に受け入れることで、より良いプロダクトが生まれるとともに、自分自身も成長します。

プルリクエストのレビューやコードの品質についてのディスカッションは、新しい知識やスキルを吸収する大きなチャンスです。
私が現役のエンジニアとして働いている経験上、柔軟に他人の意見を受け入れることができる人は、問題解決にも効率的であり、プロジェクト全体の進行もスムーズです。

また、私はプログラミングスクールで多くの受講生のメンターを担当していますが、他人のフィードバックを素直に受け入れられる受講生は明らかに成長が早いです。
不具合や改善点に対するフィードバックは、その人自身が気づきにくい点を照らし出してくれる貴重なリソースですので、素直に受け入れることができる人は、より多くの成果を上げることができます。

試行錯誤できる

Webアプリケーション開発は、試行錯誤が必須です。

コードを書くという作業は、仮説を立て、テストを行い、その結果を評価するというサイクルを繰り返すものです。
また、デバッグ(エラーの修正)も同様で、エラーの原因を特定し、修正を行い、再度テストを行うというサイクルを繰り返します。

この「試行錯誤」については、プログラミング学習の段階でも重要です。
私が見ている受講生の中でも、自分で調べて試行錯誤することができる人は、学習のスピードが非常に速いです。
いわゆる「自走力が高い」ということですね。

ただ、現状は試行錯誤が得意ではなくても、これは練習すれば誰でもできるようになります。
そのため、独学・プログラミングスクールなどで学習中の人は、まずは自分で調べて試行錯誤する習慣を身につけるように意識してみましょう。

Webエンジニアに向いていない(適性がない)人の特徴3選

ここまでは、Webエンジニアに向いている人の特徴について解説してきました。
次は、Webエンジニアに向いていない可能性がある人の特徴について解説します。

  • 何事にも好奇心が持てない
  • 好きなことでも勉強はしたくない
  • プログラミングに興味がない

それでは詳しく見ていきましょう。

何事にも好奇心が持てない

プログラミングの世界では新しい技術や手法が日々生まれており、それらに興味を持てるかどうかが、エンジニアとしての成長に直結します。

特にWebアプリケーション開発の現場では、新しい技術や手法の採用が頻繁に行われるため、適応力が求められます。
私自身、現在はWebエンジニアとして働いていますが、常に知識のアップデートを心がけています。

しかし、プログラミングに対しても好奇心を持てない人は、いつの間にか需要のあるスキルが不足し、結果的に成果を上げることが難しくなってしまうでしょう。

好きなことでも勉強はしたくない

プログラミングは、技術の変化に伴い絶えず変わる技術を学び続ける必要があります。

実際、私が未経験だったころに使っていた技術は今の現場ではすでに古かったり、また、同じ技術でもアップデートにより使い方が変わっていたりします。

そのため、好きなことであっても、勉強を続けることが苦手な人は、プログラミングに向いていないかもしれません。

プログラミングに興味がない

当然ながら、プログラミングに興味がないと、技術の進歩についていくのが難しくなります。

また、興味がなければ新しい技術の学習も、仕事自体も楽しくなく、結果的に成果を上げることが難しくなります。

しかし、実際にはプログラミングに興味がない人でも、正しい指導を受けて学習を始めると、興味が湧いてくるケースも多いです。

そのため、まだプログラミングに対する興味や向き・不向きがわからないという方は、まずは学習を始めてみるのが良いでしょう。

これからWebエンジニアになりたい人へのアドバイス

Webエンジニアという職業に興味はあるけど、どうやって学習を始めたら良いかわからないという方は多いと思います。

そんな方は、Ruby on Rails というフレームワークを使ってWebアプリケーションを作ってみるのが良いでしょう。

Ruby on Rails は以下のような特徴を持っていることが、初心者の方にとっておすすめの理由です。

  • 初心者でも簡単にWebアプリケーションを作れる
  • 日本語での情報が多く、学習しやすい
  • 求人が多いことから、就職・転職しやすい
  • フリーランスや副業での活躍もしやすい

別記事で紹介している学習ロードマップに沿って勉強すれば、Ruby on Rails エンジニアとして必要なスキルが身に付きます!
学習方法を知る意味でも必読の記事です。

目次