現代においてプログラマーは需要が高く、その技術力を活かして副業をしている方も多くいらっしゃいます。
よく聞く副業には開発案件がありますが、他に完全リモートワークでのプログラミングスクールの講師という、今までになかった新しい形態の副業が登場しました。
私自身も本業はWebアプリのエンジニアでありながら平日夜や土日週末の空き時間を活用し、プログラミングスクール講師としてオンラインで生徒の質問対応やメンタリングを行っています。
私が所属しているプログラミングスクールでは主に教材で学習するスタイルであるため講義をする必要はなく、教材作成なども必要ないのでハードルを低く始めることができました。
そんな中でも講師としてのスキルアップや時間管理、より質の高いサポートの提供をすることで 副業のみで月収入 30万円 を達成することができました。

このような副業にチャレンジしてみたいという方や、私がどのようにして30万円の月収を得ることができたか興味がある方に向けて、体験談を紹介したいと思います。
エンジニアが副業で月収30万円を稼ぐ方法
エンジニアにおすすめな副業の種類
エンジニアには様々な副業の選択肢がありますが、自身のスキルや知識を活かして収入を得ることができる副業には、主に以下のようなものがあります。
- 開発案件: ウェブアプリ開発、モバイルアプリ開発、データ分析など
- Webサイト制作: クライアントの依頼をもとにコーディングを行い Webサイトを制作
- ライティング: ウェブサイトやブログの記事を執筆
- プログラミング教育: プログラミングスクール講師、プログラミングコーチ、メンターなど
これらの中で、私が選んだプログラミング教育の仕事には以下のような魅力がありました。
- プログラミングの知識を生徒に教えながら、自身のスキルを向上させることができる。
- 教えることによって他者の成長をサポートする喜びを感じられる。
- 定期的な収入を得ながら、自宅や好きな場所・時間で働くことができる。
個人的には特に1番最後の点が魅力的でした。
私は本業のエンジニアとして働いているため、副業はあくまで本業のサポート(副収入)として捉えています。
そのため、副業の時間を本業の時間に割くことはできません。
オンラインのプログラミングスクール講師は在宅ワークで自宅からでも働け、かつ平日夜や土日(週末) のみなど好きな時間で働くことができます。
これなら本業との両立がしやすく、働く時間も確保しやすいと思いこの仕事を選ぶことにしました。
プログラミングスクール講師としての副業体験
プログラミングスクール講師としての副業と本業を両立していますが、どのような業務を行っているか。
そしてどういったスキル・経験が必要かや、報酬制度についてご紹介します。
プログラミングスクール講師の業務
私の役割はオンライン上で生徒の質問に対応したり、メンタリングで生徒をサポートすることです。
私が担当しているコースでは受講生が教材を学習し、理解できない部分や質問がある場合に、オンライン上で質問を投稿することができます。
その質問に対して、私が回答をしたり、定期的なメンタリングを行ったりすることで、生徒の学習をサポートしています。
講師としてのスキルと必要な資質
プログラミングスクール講師として活動するためには、以下のスキルと資質が必要だと感じました。
1. コミュニケーション能力
プログラミングについて初心者の生徒に対して、わかりやすく説明する能力や、簡潔な言葉で生徒の質問に適切に答える能力が求められます。
また、生徒が疑問を持った時に質問の仕方や情報の提供方法を教えることも重要です。
例えば、どのような状況でどのようなエラーが発生したのか、どのようなコードを書いたのか、どのような結果が得られたのか、どの手順でエラーを解決しようとしたのかなどの情報を提供するよう指導する必要があります。
コミュニケーション能力は、エンジニアとしてのコミュニケーション能力と同様に重要です。
2. エンジニアとしての知識と経験
当然ながらプログラミングスクール講師としては、プログラミングの知識や経験が豊富であることが必要です。
エラーの原因を特定したり、生徒の質問に答えるためには、エンジニアとしての知識が必要です。
幅広いプログラミング言語やフレームワークについて理解していることは、生徒に対してより多くのサポートを提供する上で役立ちます。
3. 生徒の成長をサポートする意欲
プログラミングスクール講師は、生徒一人一人が自立してプログラミングを学べるように継続的なサポートが必要な仕事です。
そのため、人に教えることが好きであり、生徒の成長をサポートする意欲がないと、この仕事を続けることは難しいでしょう。
生徒の進歩を素直に喜ぶことができ、彼らの学習のプロセスを支援することに情熱を持って取り組む必要があります。
講師としての報酬と収入の構造
プログラミングスクール講師としての報酬は各スクールや契約によって異なりますが、私の場合は以下のような構造でした。
- 時間単価: メンタリング時間に対して、時間単位で報酬が支払われます。
- 回数単価: 質問対応の回数に応じて、回数単位で報酬が支払われます。
報酬の具体的な金額や条件は、スクールや契約内容によって異なるため、自身の希望や条件に合ったスクールを選ぶことが重要です。
副業成功の秘訣: 月収30万円を達成するためのポイント
プログラミングスクール講師として副業を成功させるためには、以下のポイントを意識してきました。
収入増加への道のり: 最初の1万円から30万円まで
副業としてのプログラミングスクール講師の収入を徐々に増やしていくために、当たり前の内容ではありますが以下のような点を意識しました。
- 積極的な対応:質問対応やメンタリングの提供を積極的に行い、生徒からの信頼を得ることが重要です。熱心に教える姿勢や、生徒の成長をサポートする姿勢を持つことが大切です。
- 継続的なスキルアップ: スクールで教えている技術はもちろん、生徒からの質問にも答えられるよう最新の技術やトレンドについて常に学習し、自身のスキルを向上させることで、より価値の高い講師となることができます。
上記の2つを徹底し、生徒やスクール側からの信頼を獲得できたことで、副業としての収入を徐々に増やしていくことができたのだと思います。
結果として月収の最高額は30万円を超えることができ、本業以外の収入だけでも生活できるようなレベルになりました。
時間管理と副業とのバランス
副業と本業の両立は時間管理が重要です。
副業はあくまで副業であるため、本業の仕事に支障が出ないように自身のスケジュールをしっかり立て、副業に割く時間と本業に割く時間を適切に分けることが必要です。
以下のポイントに気を付けながら、時間管理と副業とのバランスを取りましょう。
- 定期的なスケジュールの確保: 副業の時間枠を予め確保しておくことで、本業との兼ね合いをスムーズに調整できます。
- 効率的な仕事の進め方: 生徒の質問対応やメンタリングには集中力が必要です。集中できる環境を整え、効率的に仕事を進めることが大切です。
副業での成功を維持し、さらに伸ばすためのヒント
今回はプログラミング講師としての副業について私の経験を元に紹介しましたが、副業としての成功し、さらに収入を伸ばしていくためには以下のポイントが重要であると考えています。
- プロフェッショナリズムの維持: 生徒とのコミュニケーションや指導において、常にプロフェッショナルな態度を保つことが重要です。信頼を築き、生徒からの評価を高めることで、より多くの生徒を獲得できるでしょう。
- ネットワーキングの活用: 同じような副業を持つ他の講師やエンジニアとの交流を通じて、情報共有やアドバイスを得ることができます。コミュニティやイベントに参加し、積極的にネットワーキングを活用しましょう。
- 自己ブランディングの重要性: 自身のスキルや経験を積極的に発信し、自己ブランディングを行うことで、知名度を上げることができます。私もやっていますがブログやSNS、MENTA などの他サービスを活用して、自身の専門知識や教育スタイルをアピールしましょう。
まとめ
今回はプログラミングスクール講師としての副業について、私の経験を元に紹介しました。
プログラミングスクール講師としての副業は、本業との両立がしやすく、自身のスキルアップにもつながるため、エンジニアにとって魅力的な副業の一つです。
プログラミング教育に限らずエンジニアとしての経験を活かせる副業は他にもたくさんあります。
エンジニアとしての経験を活かせる副業を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。